真似っこ猫の心理
真似っこ。
真似をするの意。
※仙台の方言でしたら、ごめんなさい。
本日は、猫さんの真似っこについてです。
ある日、突然、居心地の良い場所を発見した、長男猫・うめちゃん。
心地よさそうにお昼寝。
次男猫・ももちゃんは平静を装い、いつもの通りの場所でお昼寝。
この、平静を装い、という雰囲気がおもしろいところ。
うめちゃんが、その場を離れた瞬間、ももちゃんがすかざず、そこへ行き、居心地の良さをチェック。
「うめちゃんがいなくなったから、ぼくが使っちゃおう」とばかりにその場でのお昼寝開始。
ももちゃんが、その場を離れると、今度はそこに、末っ子猫・くりちゃん登場。
ご満悦のお昼寝がはじまります。
ももちゃんは、うめちゃんの真似っこ。
くりちゃんが、ももちゃんを真似っこ。
こんな風に、さまざまな場面で、みんなが、みんなを真似っこして、さらに心地良い暮らしを発見してくれています。
赤ちゃん猫さんは、おかあさん猫さんのすることの真似をしてトイレを覚えたり、狩りを覚えたりする、と言われます。
おとな猫さんになっても、他の仲間がしていることが楽しそうに見えれば、きっと、激しく好奇心がそそられて、つい、真似っこしてみたくなるのでしょうね。
猫さんが面白いのは、その真似っこを、素知らぬ風を装いながら、いかにもさりげなく行うところ、ですよね。
■福猫本舗
猫さんの食と快適暮らしのアドバイザー
ペット食育協会・ペット食育上級指導士 鈴木美由起
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