Vol.61
猫さんの感電に注意、その対処法。
ぬくぬくあったかーいヒーターやほわほわ、ほんわりのこたつ、ほっこほこの電気カーペットなど、冬は、案外、お部屋の中の電気コードが増える時期ですね。
これらの電気コードを、おもちゃに見立ててかじって感電、口のまわりをやけどしてしまう猫さんも少ないないそうです。
好奇心旺盛な猫さんは特に注意ですね。
一般家庭の電圧では、感電死するほどの危険はないそうですが、万が一、猫さんが電気コードをかじって感電してしまったら、すぐに病院へ連れて行き、診察を仰ぐのが懸命です。
ただ、感電してしまった直後の猫さんは、感電のショックで パニック状態になっていることも考えられます。
パニックになっている時に抱き上げようとすると、猫さんにひっかかれたり、噛まれてしまうこともありますので、猫さんの様子をよく観察し、十分にお気をつけください。
また、手を差し伸べた際、猫さんによっては、この痛い状況を作ったのは「この人だ」と勘違いしてしまうこともあり、その後の関係にも影響しかねません。
猫さんを抱き上げるタイミングは、猫さんの様子が落ち着いてから、というのが、とても大切です。
猫さんのためにも、猫さんとのその後の関係を保つためにも、そのタイミングは間違えないでください。
何事についてもそうですが、何かが起きてしまってから慌てるよりも、予防できるなら、予防しておくのがいちばんいい方法ですよね。
というわけで。
感電してしまったらー、と考えるよりも、感電しないように対策を講じてあげましょう。
電気コードは、猫さんに見えないようにカーペットの下に隠してしまうのもおすすめです。
壁づたいに配線したコードを、上から覆うようにして隠すプラスチックカバーやコード自体を包みこんでしまい、コードに直接触れることができないようにする
カバーなども市販されています。
それらを上手に利用するのもいいかもしれません。
猫さんの、ぷっくりかわいいお口のまわりがやけどだなんて、考えただけでもぞっとします。
いたずら防止、感電対策、致しましょう。
■福猫本舗
猫さんの食と快適暮らしのアドバイザー
ペット食育協会・ペット食育上級指導士 鈴木美由起
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