猫さん、犬さんに水分をあげてはいけない、という誤解。
一緒に暮らす犬さんにドライフードをあげていたAさん。
「ドライフードって、どうしてこんなに乾燥しているんだろう」
と、ずっと疑問に感じていたとおっしゃいます。
そして、ご自身の中で見出した結論は
「総合栄養食と言われているペットフードが、こんなに乾燥したものだということは、犬には、水分をあげちゃいけない、ということなのかな」ということ。
ドライフードに含まれる水分は10%程度に、という規定があります。
これは、ペットフードを販売する側、購入する私たちの事情であり、猫さん、犬さんの健康を保つための規定ではありません。
人に水分が重要なのと同じように、猫さん、犬さんにも、水分は、とても大切なものです。
ドライフードのパッケージに記されている「総合栄養食」という言葉に対して、ドライフードは「完全食」である、という印象をお持ちではないでしょうか。
でも、残念ながら、「総合栄養食」と言われているドライフードにも、足りないものがあります。
水分です。
たとえば、Aさんが、「総合栄養食と言われているペットフードが、こんなに乾燥したものだということは、犬には、水分をあげちゃいけない、
ということなのかな」というご自身の結論を信じ、一緒に暮らす犬さんにお水をあげない、という生活をお続けになっていたら、と思うと・・・。
水分は、猫さんにも、犬さんにも、そして、私たち人間にとっても、栄養バランスよりもずっとずっと大切なもの。
猫さん、犬さんにドライフードをあげていらっしゃる場合には、特に意識して、お水を飲んでもらってください。
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