Vol.18

レトルトフード・缶詰は、NG？

「レトルトフードや缶詰は『総合栄養食』ではないので、あげたくない」とお考えの方もいらっしゃいます。

なるほど、確かに。
総合栄養食という視点にこだわるとすると、ドライフードが大半を占めることになります。

でも。水分摂取、という視点を加えてみたらどうでしょう・・・。

ドライフードが、水分含有量10％程度なのに対し、レトルトフード、缶詰は75％くらい。
水分含有量は、ぐんと上がります。

ドライフードを食べていても、お水はたくさん飲んでくれる、という猫さん、犬さんなら、それで良いのですが、ドライフードを食べていて、お水はあまり飲まない、となると、水分不足の心配がつきまといます。

実は、栄養バランスよりも、水分摂取は、ずっとずっと大切なこと。

猫さんも、犬さんも、そして私たちも、生きている以上、体に正常に働いてもらうためにも、水分は必須です。

というわけで。レトルトフード・缶詰が好き、という子なら、それらからの水分摂取ができる、と捉えていただけるといいと思っています。

レトルトフードや缶詰に、ぬるま湯を足してあげると、さらに水分たっぷりのごはんになって、おすすめです。

写真は、人用のツナ缶に、夏野菜をトッピングしたもの。トッピングしたお野菜も水分摂取には大きな役割を果たしてくれます。

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