VOL.30 うめちゃん、すねる/2004年5月8日・土曜日(出会いから194日)




相棒猫日記
すねてる。絶対にすねてる。
最近留守にすることが多かった。
その間、うめちゃんはひとりでお留守番。

今日は特に、予想以上に帰りの時間が遅くなってしまった。
いつもなら、ドアを開けた瞬間に、私の顔を見ながらトコントコンと走って迎えに来てくれるうめちゃんの姿がない。
お風呂の前で待っていてくれる、いつものお約束もなしだ。

「ごめんね、うめちゃん」と何度声をかけても、テーブルのかげから目をのぞかせて私を見るだけ。
見ているけれど、私と目を合わせようとはしない。
近くまで来てくれるのだけれど、足にスリスリはなし。

いつもとは明らかに違う態度。無言の抗議!?

「ぼくは怒ってるんだ!」ということを伝えたいのだろう。
「ねぇ、わかってる?ぼくは怒ってるんだよ。この頃、いつも一人ぼっちでお留守番じゃないか」…そんな声が聞こえてきそうだ。

何度「ごめんね」をしても、残念ながら今日は許してくれそうもない。
私なりに精一杯お詫びの気持ちを伝えたつもりだがだめ。
仕方がない。今日はあきらめて眠ることにしよう。

トイレをチェックして、お水の器を洗って新しいお水に変えて…。

「うめちゃん、ごめんね。大好きだよ。今日はお留守番とか、いろいろありがとう。おやすみ。明日もよろしくね」

明日、うめちゃんの機嫌が直っているといいのだけれど。






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