猫さんに、お水を飲んでもらうためにできること。
もともと、あまりお水を飲まないと言われる猫さん。
これから、寒くなると、ますますお水を飲まなくなってしまう猫さんも多く、ちょっと心配。
「水分が足りていないわよ。たくさん飲んでくださいな」と訴えたところで「はーい。わかりました」なんて、飲んでくれるわけもなく。
猫さんに お水を飲んでもらうというのは、猫さんと暮らす私たちにとっては、クリアすべき、大きな課題のひとつなのかもしれません。
スポイトなどで強制的にお水を口に入れてあげる、という手もあるのでしょうが、何だか、猫さんに気の毒なような気もするし…。
おいしく食べて、無理なく水分を摂取することにつながる手作りごはんを取り入れていただくことも、選択肢のひとつとして、ぜひおすすめしたいところではありますが、もっと簡単に、ということで、ご提案しているのは
■ドライフードに加えてウェットフードもあげる
※ウェットフードにぬるま湯を足してあげると、なおオッケーです。
■ドライフードを、お湯でふやかしてあげる
※香りが強くなり、食感が変わるため、猫さんの好みは分かれるところです。
■お肉やお魚を煮たスープをあげる
※鶏肉の皮や鰹節、煮干しでとった出汁を好む子が多いようです。
■気がむいた時に、いつでも飲めるよう、お部屋のあちこちにお水を準備する
■冷たいお水ではなく、ぬるま湯を準備してあげる
※季節に関わらず、ぬるま湯を好む猫さん、案外、多いものです。
というものです。
お水を十分に摂取することで、体の中の老廃物の排泄がスムーズになりますし、腎臓の働きを助けてあげることもできます。
水分摂取は、人間同様、猫さんにとっても、とても大切なことです。
猫さんがお水を飲める工夫、してあげてください。
■福猫本舗
猫さんの食と快適暮らしのアドバイザー
ペット食育協会・ペット食育上級指導士 鈴木美由起
猫さんの快適、健康・元気を守るためにできるケアはたくさんあります。
おうちでできるケア、おうちでなければできないケアを、猫さんに負担なく行うためのコツをお伝えする講座です。
猫さんへの、毎日の接し方、関わり方で、猫さんのしあわせ度は、大きく変わります。
猫さんに、しあわせな毎日を過ごしてもらいましょう。
猫さんのしあわせは、私たちのしあわせでもあります。